朝起きて、朝ご飯を食べた私たちがしたこと。
まず、スーツケースを購入。
バックパックの旅、高速で断念。
さてと。
有名ガイドブックによると、マラッカ行きのバスは、クアラルンプールのセントラルバスターミナルから発着。
が。
「ここじゃないよ」
あっさり言われてしまいました。
クアラルンプールからマラッカへのバスターミナルは、歩いて行ける距離にはありませ〜ん。
新しくできた、町から10km離れたTBSという長距離バスターミナルへ。
そこから、マラッカへのバスはいくつも出てます。
バス会社のカウンターが並んでるなかから、チケットを買う。
私たちが乗ったDelmer?だっけな、はゴージャスで早かった。
2時間かからず快適に昼過ぎにはマラッカ到着。
ここも1泊だけなので、ネットで予約した。
River One Residence
場所が住所だけではちょっとわかりづらく、チャイナタウンをうろうろしましたが。
いい宿でした。
ほっと一息。
2Fの共用スペースから、川が真下に見えます。
時折、遊覧船も走ってきて、なんだかいい感じ。
宿の裏口はすぐ川沿いの遊歩道になっていて、優雅な散歩。
ずうっと川沿いに歩いていけば、海に出るんじゃない?
ってことで、マラッカの海を見に。
船着き場の突端へ。
ビーチって感じじゃないね。
でもなんか、遠くへ来たなって思った。
ガイドブックにのってた、サンチャゴ砦へ行ってみた。
小高い丘にあり、煉瓦が風化して、時間を感じさせる。
次の朝は、川沿いを逆方向へ。
川に面した家々のカラフルなこと〜。
宿屋やレストラン、バーが多いみたいだけど、楽しんでるねえ。
1泊だけでも来てよかったね、と満足のふたり。
しかし。ここから空港へ行くのが意外と大変で。
マレーシアの交通ってなんか、苦手やわ〜って思った。
マラッカは観光地だから、空港までくらい簡単に行けるだろうと思ってたけど、そんなことはまったくなく。
観光には、お金がかかるのがマレーシアのようです。
長いですけど事の顛末を書いとこうかな。
次回のために。
えっとですね。
マラッカから空港へは、バスだとトランスなんとか社のみ。ネットの体験談では、90分で行けるとのこと。
空港はマラッカとクアラルンプールの途中にあります。
空港からクアラルンプールまで1時間、クアラルンプールからマラッカまで2時間。じゃ、かかってもそんなもんだろう。
と、これが甘かった。
チケットカウンターのお姉さんいわく、空港までは3時間かかる。
飛行機の時間を聞かれ、間に合わないからタクシーで行け、とチケットを売ってくれない。
多めに2時間は見てたけど、3時間ってありえなくない?
しかも乗ろうと思ってたバスは、時刻が変更になって、出てしまった後。次のだと完全にアウト。
わあ。どうしよう。予想外の展開にパニック。
タクシーは10倍の値段。
途方に暮れると腹が立ってくるもので。
いったいどうやれば普通に90分の道のりが3時間かかるっていうのかあ。
なんか悔しくて素直にタクシー乗りたくないなあ。
クアラルンプール行きに乗って、空港の近くで下ろしてもらえばなんとかなる?あとはタクシーで。
と、まわらない頭で出発直前のクアラルンプール行きバスに滑り込む。
が。
このバスったら。
寄り道ばっかりして、なかなか進まない。各駅停車みたいなバスだったあ。行きのゴージャスバスのように迅速に着きそうにない。
頭抱えてたら、後ろの夫婦が「どうかしたの?」
って、事情を聞いてくれ。このバスは時間かかるから、やっぱりすぐにタクシーで行くしかないんじゃない?ってことで。
She said, "I can help you."
ああ、神様がここにおられました〜。
次にとまった田舎のバスターミナルで、旦那さんがタクシーの運転手と交渉してくれた。
普段そんな遠くまで運転しないだろうなって感じの、初老の運転手さん。
値段はマラッカからと変わらなかったけど、時間がせまるなか確実に間に合う方を選択。
なぜならこれから向かう先は、インドだからで、飛行機のチケットを買い直すほうが高くつく。
ありがとうを何度も言って、命拾いしてインドに続きます。ふう。
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